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サイトリンクは検索結果の 1 位に複数リンクが表示される機能

サイトリンク の要点

サイトリンクはブランド検索の 1 位に表示される複数リンクで、サイト内の主要ページ(カテゴリ / About / お問い合わせ等)が一覧表示される。Google が自動生成し、サイト側から「これを表示してくれ」と指定はできない。明確なサイト構造 + 明確なナビゲーションラベルが表示確率を上げる

なぜこれを学ぶか

サイトリンクは ブランド検索の 1 位を「6 件表示」に拡張する強力な機能で、CTR が大幅に上がる + ブランド権威性が伝わる。 ただしサイト側から制御できる範囲は限定的なので、表示されやすい構造を設計する必要がある。

メディア・コーポレート・SaaS のブランド検索対策で重要。

学ばないと起きること

よくある事故被害
サイトリンクは「Google が自動」と思い込み何も対策しないサイト構造の問題で表示されにくい状態が続く
複雑な階層 / 不明確なナビ で表示候補から外れるブランド検索 CTR が低い
古い「サイトリンク降格機能」を信じる廃止された機能、現在は使えない
サイトリンク検索ボックスを実装し忘れるブランド検索者がサイト内検索を使えない

学ぶメリット

  • ブランド検索の CTR を改善できる
  • サイト構造設計でサイトリンク表示確率を上げられる
  • 商談で「Google 自動生成だが間接的に影響可能」を即答できる

仕組み

サイトリンクとは

ブランド検索(例: 「spotyou」)の 1 位の下に表示される、サイト内の主要ページへのリンク群。

表示形式内容
通常サイトリンク6 件の主要ページ(タイトル + 説明文 1 行)
ミニサイトリンク横並びの 4 件程度
検索ボックス付きサイトリンク + サイト内検索ボックス

表示の判断要因

公式: サイトリンクは Google が完全自動で生成。サイト側から「これを表示」と直接指定はできない。

判断要因(推測ベース):

  • サイト内の主要ページが明確
  • ナビゲーション構造が分かりやすい
  • 内部リンク数 / 質が高い
  • ページタイトルが具体的
  • ブランド認知度(ブランド検索量)

サイト名表示の制御

公式: トップページに <meta> タグや構造化データで「優先サイト名」を伝えられる。

<meta name="application-name" content="spotyou">

または WebSite 構造化データ:

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "WebSite",
  "name": "spotyou",
  "alternateName": "Spotlight You",
  "url": "https://spotyou.ai"
}
</script>

複数の候補名がある場合 alternateName で優先順位を伝える。

キー概念

サイトリンク検索ボックス

ブランド検索結果に「サイト内検索ボックス」を表示する機能。 SearchAction 構造化データで実装:

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "WebSite",
  "url": "https://spotyou.ai",
  "potentialAction": {
    "@type": "SearchAction",
    "target": {
      "@type": "EntryPoint",
      "urlTemplate": "https://spotyou.ai/search?q={search_term_string}"
    },
    "query-input": "required name=search_term_string"
  }
}
</script>

ユーザーが Google からサイト内検索を実行できる。

サイトリンクが表示されやすい構造

推奨効果
主要 5-7 カテゴリのナビ主要ページが Google に伝わりやすい
各ページに分かりやすいタイトルサイトリンクラベルとして使われる
パンくずリスト構造化データ階層が認識される
内部リンクで主要ページに集中PageRank が分配される
Organization 構造化データサイトの主要情報を Google に伝える

サイトリンクの一部降格

公式: 過去は Search Console「サイトリンク」で個別 URL を「降格」できたが、2016 年に廃止。 現在は降格機能はなく、Google の自動判定に任せる。

サイトリンクに表示したくない URL があれば:

  • noindex で除外
  • 内部リンクを減らす
  • ナビから外す

これらでサイトリンク候補から間接的に外せる。

ブランド検索量との関係

サイトリンクは「ブランド検索量がある程度ある」ことが前提。 ブランド検索量が少ないサイトには表示されないことが多い。

ブランド認知度を上げる施策:

  • PR / メディア露出
  • SNS 活動
  • Digital PR
  • 質の高いコンテンツ蓄積

よくある誤解

よくある誤解実際のところ出典
サイトリンクはサイト側から「これを表示」と指定できるNG。Google が完全自動で判定サイトリンク
Search Console でサイトリンクを降格できる2016 年に降格機能廃止、現在はできない同上
サイトリンクは全サイトで表示されるブランド検索量がある程度ある + 構造が明確なサイトのみ同上
サイトリンク検索ボックスは自動SearchAction 構造化データの実装が必要Sitelinks Searchbox
サイトリンクの表示テキストは Google が任意各ページのタイトル / ナビラベルが使われる、改善は可能サイトリンク
サイト名は Google が自動判定meta タグや WebSite 構造化データで優先名を伝えられるサイト名表示
サイトリンクが出ないのは順位が低いから必ずしもそうではない、サイト構造 / ブランド認知度の問題一般 SEO 知識
サイトリンク表示を狙って大量内部リンクを作る自然な構造が大事、過剰内部リンクは希薄化リンクのベスト プラクティス

実務での適用

サイトリンク表示確率を上げる設計

  1. グローバルナビを 5-7 カテゴリに絞る
  2. 各カテゴリページに分かりやすいタイトル
  3. パンくずリスト構造化データを実装
  4. Organization / WebSite 構造化データをトップに
  5. SearchAction 構造化データでサイト内検索ボックス対応
  6. 内部リンクで主要ページに評価集中
  7. PR / SNS でブランド検索量を増やす

サイトリンクに表示したくない URL の対処

  1. noindex でインデックス除外
  2. 内部リンクを減らす(フッターから外す等)
  3. ナビゲーションから外す
  4. canonical で他 URL に統合

直接降格はできないが、間接的に表示確率を下げられる。

Search Console で確認

「拡張」→「サイトリンク検索ボックス」で実装エラーを確認。 サイトリンク自体の状況は Search Console には表示されないため、シークレットウィンドウでブランド検索して目視確認。

トラブル別の対処

症状確認すべきこと
サイトリンクが表示されないブランド検索量、サイト構造、内部リンク設計
表示されているサイトリンクが意図と違うナビ構造の見直し、表示したくない URL を noindex
サイトリンク検索ボックスが出ないSearchAction 構造化データの実装、リッチリザルトテストで確認
サイト名が違う名前で表示されるmeta application-name / WebSite 構造化データの alternateName

公式ソース

自己テスト

Q1. サイトリンクはサイト側から「これを表示」と指定できるか?

できない。Google が完全自動で生成

Q2. Search Console でサイトリンクを降格できるか?

できない。2016 年に降格機能は廃止された

Q3. サイトリンクが表示される前提条件は?

ブランド検索量がある程度ある + サイト構造が明確 + 内部リンクで主要ページに評価集中

Q4. サイトリンク検索ボックスを表示するには?

SearchAction 構造化データ(potentialAction)の実装が必要

Q5. サイトリンクに表示したくない URL を間接的に外す方法は?

noindex / 内部リンクを減らす / ナビから外す / canonical で他 URL に統合

Q6. サイト名を意図的に表示するには?

meta application-name タグ + WebSite 構造化データの name / alternateName

Q7. サイトリンクの表示テキストは Google が任意か?

各ページのタイトル / ナビラベルが使われる。タイトル改善で間接的に影響可能

Q8. サイトリンクが表示されない時の主因は?

ブランド検索量不足 / サイト構造の不明確さ / 内部リンク設計の問題

これらの内容を採点付きで挑戦したい場合は、本ドメインのプロ試験で 5 問形式で確認できる。